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【取材日記】イルベ会員、「断腸の悲しみ」いつまで嘲弄するのか=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.15 15:35
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今月13日午後、光化門(クァンファムン)広場。インターネットコミュニティサイト「日刊ベスト貯蔵所(イルベ)」と自由青年連合会員ら200人余りがここに集まった。彼らの表現をそのまま借りるなら、6日の「第1次光化門大勝」に続く「第2次光化門大勝」のためだった。第1次の時と同じように、この日もピザとチキンが広場に配達された。一方ではプチムゲ(チヂミ)を出した。前回にはなかったチョコバーも登場した。

彼らは「何も食べずに50日断食するのはありえない。セウォル号遺族が国民をあざむいてチョコバーを食べながら断食を行っている」と主張した。この渦中に市民にチョコバーを分け合った。歌を流して踊ったりもした。

 
同じ時刻、同じ場所にはセウォル号特別法制定を要求して断食中の遺族たちがいた。遺族たちはしかし「チョコバーを食べなかったと話すことさえも情けない。彼らも立場を変えて考えれば簡単に分かること」としながら一切対応しなかった。午後6時からあったろうそく集会には「ユミンのお父さん」キム・ヨンオ氏も登場した。彼が光化門広場を訪れたのは断食中断後、初めてだ。キム氏は「政府と与党は真相究明と再発防止策も出さない中で、なぜ私たちの正当な要求を拒否するのか」として特別法制定を再び要求した。

「断食と暴食」「遺族とイルベ」の奇妙な共存を見て、最も頭に思い浮かんだ単語は「断腸」だった。断腸は、人間に捕えられた子猿を追ってきて死んだ母猿の腹を切ってみると、はらわたがズタズタに切れていたという故事から由来した言葉だ。子供を失った苦痛ほど大きな苦しみはないという意味だ。

イルベ会員らが「経済再生の優先」などを名分にして光化門広場で集会を開くのを非難することは難しい。だが自分の主張を貫徹するためのやり方として極端な「おふざけ」や「嘲弄」を動員した部分は、市民の大多数が眉をひそめた。光化門広場を訪れたある市民は「いくらひいき目に見ても、断腸の痛みを体験している遺族をからかっている印象だけを受けた」と言った。

この頃、韓国社会には別の考えを持つ人々に非難や呪いを降り注ぐことができる空間が少なくない。オンラインコミュニティサイトには「アカ」「保守の馬鹿」「イルベ虫」といった極端な単語が乱舞して久しい。こうした空間では合理的な対話や討論が難しい。

断食をしている遺族の前で暴食をして、暴食パフォーマンスをするイルベ会員らに一部のネットユーザーがドッグフードをあたえる(というパフォーマンスを見せた)光化門広場を現場で見守りながら、開かれているべき広場が一部のオンライン掲示板と一緒に閉じられた空間に転落したようで悲しかった。8月、光化門広場で聖フランシスコ法王は「互いに疎通しなさい」というメッセージを私たちの社会に投げかけた。広場が必ず再び開かれることを期待したい。

アン・ヒョソン社会部門記者

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